自力整体

母の介護をしていていつも思うこと。母にどこが痛いのかを聞いてみると
「わからん　けど　しんどい」でも「食欲はある」
体はしんどいけれど食欲はあるということ、これは健康な身体とは言えない。
母には「食べれて良かったね、元気やんか」と言うと安心する。
昔の人は体の具合が悪いと栄養のある物を食べたらいいと思っていたようですね。
もっと昔は食べ物が十分ではなかったと思うのです。でも、ある日をさかいに美味しい物がたくさん入ってきて食べることが大好きになってしまった。
今まで食べたことない物が美味しくて、その味を覚えてしまったのではないですか。
私も甘い物は大好きでしたから。
若い時はどれだけ食べても全然大丈夫。まだまだ食べれる、なんてね(笑)
体の不調があっても、それが食べ物であるとあまり思わないのでしょうね。
今更、母に言っても無駄ですが、体の声を聴くということを習慣化出来ていれば病気の予防になったのだと思っています。

私も膝、腰の痛みは経験している。
しかも結構辛い時間を過ごしていた。経験がある人多いことと思います。
そんな時はまずは整形外科に行ってレントゲンを撮ってもらう。
湿布薬や痛み止め薬を処方される。それからリハビリとなる。
時間のある人はリハビリを通うことが出来るが、時間がない人は困ると思う。
今の湿布薬はよく効くのか１日に1回とか飲み薬と併用出来ないとか、ということはキツイと言うことだろう。
皮膚を通して体に入る薬品毒は飲むより解毒が難しいと何かの本で読んだ記憶がある。
どちらにしても副作用はゼロではないということだ。
痛みを止めてもそれは治ったとは言えない。
また同じ動きなどすると再発すると思う。
それより根本から治すことが最良であることが、私は経験をしている。
痛みが出るまでどれほどの時間がかかっているのか？
突然痛みが出たと思うでしょうが、それは蓄積ですからね。

今年から母の介護を優先にしたので、矢上先生のオンライン自力はお休みにした。
月４回が楽しみであったけど、晩ご飯はゆっくりと母に付き合うことにした。
介護は介護、仕事は仕事、遊びは遊びとそれぞれ切り替えること。
過去は介護に疲れてグッタリすることもあったが、介護で体が故障したことは一度も
ない。　もし、腰がだるいとか感じた時は自力で治せるので心配はない。
母の体は日に日に硬く小さくなっていく。
母を観ていると３０年後の私の体はどう変化しているのだろうか？
なんて思う時がある。
毎日を過ごせることの幸せが明日に繋がるので、先のことは考えずに今を大事に
生きることですね。